1.ゆきのいろ
作詞:新籐晴一
作曲:新籐晴一
暗い部屋の壁に掛かる一枚の繪
泣いたり笑うたび塗り重ねてきた
綺麗な色ばかりじゃない僕の繪に
雪のような君の姿 どう描こうか
僕は指先を污したまま突っ立ってる
こんな手で觸れたら消えてしまわないかな?
毆り書きのままだった僕の未來までも
とても意味があるような氣持ちになる
今 君がいるだけで
全部がうまくいきそうで
進んでゆける
誰かにひどい言葉 投げつけられ
破り捨てそうになった時もあったけれど
大切なものは確かで そんな簡單に
穢されはしないとどっかで感じていた
愛でるでもなく 飾るでもなく
何氣なく過ぎる日をありのままに寫して
降り注ぐ光の中で どんな君に會えて
あとどれだけの表情を 見つけられる?
溫めた掌で 新しい色を乘せるよ
交わるレイヤ一
雪の色は何色だろう?
ただの白じゃ冷たくて
この街を覆う雪はどこか暖かく見える
自分ではどうしようもない
縺れあった昨日を
丁寧な手順でそっと解いてくれた
迫る夕闇の底 沈んでしまわないように
毆り書きのままだった僕の未來までも
とても意味があるような氣持ちになる
今 君がいるだけで
全部がうまくいきそうで
進んでゆける
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